【RTAレポ】新藤が準優勝!沢野4位「全日本選手権ジュニアロード(6/29)」。

ロードレースの日本一を決める「全日本自転車競技選手権大会ロードレース(ジュニア,U17)」において、EQADSから男子ジュニアクラス(17・18歳)に参加した新藤大翔が準優勝、沢野司も4位に入賞しました。優勝はジュニア日本代表チームのエース成田光志選手(学校法人石川高等学校)で、日本の高校に在籍しながらも多くの欧州レースを経験し5月にはイタリアの全国クラスのジュニアレースで優勝をしている実力選手です。 
全日本選手権初参加として男子U17クラスに参加した荒木景虎は、終始好位置をキープし良く展開しましたが、最重要局面ではあと一歩力足りず12位でのフィニッシュとなりました。

以下、RTA代表の浅田顕のコメントです:
「レースは数年同じコースで行われていますが、今年は例年よりも攻撃的で厳しい展開となり、最後は主力同士の力勝負でした。惜しくも優勝には届かなかった二人ですが、沢野は昨年U17クラスで14位、新藤はジュニアクラス(U19)で未完走レベルでしたが、今年は二人ともRTAのプロジェクトを通じ大きな成長を見せました。 そして先頭グループに参加し積極的に攻撃した8位の関口選手、9位の井上選手、11位の桑原選手といったRTAユースキャンプの常連たちも大きな成長を見せてくれたことを嬉しく思います。」

【大会基本情報】

大会名:全日本自転車競技選手権大会ロードレース(ジュニア,U17)
日時:2025年6月29日(日)
開催場所:京都府・美山町

【リザルト】

🔳U19/ジュニア:82.4km
1位:成田光志(学校法人石川高等学校)2時間0分54秒
2位:新藤大翔(EQADS)+11秒
3位:宮川結斗(倉吉西高校)+12秒
4位:沢野司(EQADS)+12秒
*下記の青字選手はRTAユースキャンプに参加してくれた選手です:
8位:関口煌大(渋川高校)+15秒
9位:井上悠喜(松山学院高等学校)+15秒
11位:桑原悠(広島城北高校) +27秒
DNF:川野鷹(保土谷高校)

◆フルリザルト

◆写真(U19/ジュニアの部):レースは終始積極的な動きを見せる成田光志(学校法人石川高等学校)選手を中心に動く。
後方赤いジャージの
新藤大翔(EQADS)も負けじと成田選手+その他強豪の動きに対応する。

◆写真(U19/ジュニアの部):終盤には成田光志(学校法人石川高等学校)選手と松村拓弥(群馬工業高等専門学校)選手が決定的な逃げを打つ。

◆写真(U19/ジュニアの部):積極的な逃げの後に見事な独走優勝を遂げた成田光志(学校法人石川高等学校)選手。
既に欧州レース経験もあり、今後のU23&エリートカテゴリーでも頭角を現すであろう期待の星だ。成田選手と共に果敢な逃げを打った松村拓弥選手も、トップから15秒差の10位に入る健闘。

◆写真(U19/ジュニアの部):左から新藤大翔(EQADS)、優勝の成田光志(学校法人石川高等学校)選手、3位の
既に欧州レース経験もあり、今後のU23&エリートカテゴリーでも頭角を現すであろう期待の星だ。

◆写真=全日本選手権ロード(ジュニア)準優勝:新藤大翔によるレース後コメント

◆写真=全日本選手権ロード(ジュニア)4位:沢野司によるレース後コメント『今日は常に前方で展開の後、小集団に絞ってからのスプリントで勝つ!事事を念頭にスタート。初めに発生した大きな逃げに乗れずに後手後手の展開を余儀なくされてしまった。最終的には勝負に絡める寸前まで近づいたものの、表彰台も逃して4位。反省の残るレースになりましたが、非常に学ぶ点が多いレースで更に強くなるための糧になりました。』

◆写真(U19/ジュニアの部):8位となった関口煌大(渋川高校)のRTAユースキャンプ参加時スナップ。

* * *

🔳U17:51.5km
1位:田中颯(北桑田高校 )1時間17分34
2位:工藤健太(宇都宮商業高等学校)+3秒
3位:稲葉恵人(横浜立野高校) +6秒
12位:荒木景虎(埼玉ユース自転車競技部)+8秒
◆フルリザルト

◆写真(U17&U15の部):U17の荒木景虎(埼玉ユース自転車競技部)と、RTAユースキャンプに参加してくれたU15の石田龍臣(VC FUKUOKA)がスタート前に健闘を祈り合う。石田選手はU15にてトップから1秒差の3位表彰台を獲得した。

◆写真(U17の部):U17の部を大いに動かしたのはやはり地元の強豪の北桑田高校(黒&ピンクジャージ)。
特に田中颯選手がアタックを畳みかけ、集団の人数を減らし続ける。

◆写真(U17の部):自らのアタックにより減らした集団から独走へと持ち込み、見事な優勝を遂げた田中颯選手。優勝後は「地元での開催に尽力下さった部活の顧問の先生などに感謝したい。優勝をして最高の恩返しが出来たと思います。

◆写真(U17の部):人生初の全日本選手権ロード(U17)終了後にコメントする荒木景虎(埼玉ユース自転車競技部)。『力不足は痛感したが、自身の実力も知れてもっともっと強くなろう!という意思が強まりました』

【「RTA夏期欧州レース転戦」クラウドファンディング実施中!】

今大会準優勝の新藤も参加の「RTA夏期欧州レース転戦」のクラウドファンディングを実施中です!
是非ご協力・情報拡散頂ければ幸いです:
https://camp-fire.jp/projects/851367/view