【RTAレポ】新藤がエリート選手を相手に大健闘、逃げ切り2位!JBCF群馬CSCロード(9月27&28日)。
欧州遠征から帰国して南魚沼大会を経て2週間。選手たちは体調も整い、日本の環境にもようやく馴染んできた。言い訳の効かない本格勝負の舞台となったのが今回の群馬大会です。
【レース情報】
・レース名:JBCF 群馬CSCロード9月大会
・開催日:2025年9月27&28日
・開催地:群馬県利根郡群馬サイクルスポーツセンター
【個人タイムトライアル(12㎞) 9月27日】
記録会として行われた個人タイムトライアルには、新藤がE1カテゴリーからJBCF推薦で出走。スピードに乗せたい区間とテクニカルな区間の両方で苦戦し、16分51秒で4位に留まった。
このコースを2周換算で15分台に乗せることが、当面の合格ラインと評価できる。
■リザルト:
<JPT(114㎞)9月28日>
1位:風間 翔眞(シマノレーシング)16分28秒99(平均時速 43.68㎞/h)
2位:河野 翔輝(チームブリヂストンサイクリング)+15秒
3位:香山 飛龍(シマノレーシング)+20秒
4位:新藤 大翔(EQADS)+22秒
【個人ロード E1クラス(114㎞)9月28日】
序盤から形成された7名の先行グループには、RTA欧州レースに参戦したU19の3名――新藤大翔、沢野司、中尾涼介――が加わり、レースを長くリードする展開となった。
一時は逃げ切りが濃厚と思われたが、メイングループに取り残されたツアーリーダー・大前翔(ROPPONGI EXPRESS)の猛追により、ラスト15㎞で吸収。その直後、追いついた大前と新藤の2名が再びアタックし、決定的な逃げを形成した。
最後の登りで新藤は大前に振り切られ、惜しくも2位。しかし終始みせた積極的な展開力と走力は、着実な成長を印象付ける結果となった。
また、RTA欧州組の山田俊太郎(弱虫ペダルサイクリングチーム)、中尾涼介(松山学院高校)、沢野司(EQADS)も自信を持って前方で展開し、その存在感を示した。
■リザルト:
<E1>
1位:大前 翔(Roppongi Express)2時間49分47秒(平均時速40.28km/h)
2位:新藤 大翔(EQADS)+12秒
3位:高岡 亮寛(Roppongi Express)+27秒
30位:沢野 司(EQADS)+1分45秒
36位:山田俊太郎(弱虫ペダルレーシングチーム)+3分11秒 *夏期にRTA参加
41位:中尾涼介(松山学院高等学校)+7分16秒 *夏期にRTA参加